縄文時代
縄文時代は、今より温暖だったため、現在より海水面が3~5m程高く、現在の遠賀川下流域には古遠賀湾(こおんがわん)と呼ばれる入海がありました(約7000年前)。そのため、遠賀川流域の内陸部にも多くの貝塚があります。
天神橋貝塚は、その中でももっとも上流に位置しており、海水と淡水の貝の両方が見つかっています。その他にも、クジラの歯に穴をあけてつくった長さ10㎝もある首飾りが出土しています。
この他にも、現在イオンがある場所(感田野添・湯ノ浦遺跡)やもち吉の工場の近くでも、縄文時代の遺跡が見つかっていて、この辺りは当時、イノシシなどを獲る狩場であったと考えられます。