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    旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所(石炭記念館本館)国指定・市指定

    きゅうちくほうせきたんこうぎょうくみあいのおがたかいぎしょ

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    指定
    国指定文化財・市指定文化財
    指定年
    1988年3月15日
    区分(1)
    有形文化財
    区分(2)
    建造物
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    明治時代
    その他
    石炭記念館にて見学可能

    これナニ?

    明治43年、旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所として建築された、側面の煙突が印象的な洋風建築です。ここでは、貝島太助、堀三太郎、麻生太吉などそうそうたる炭鉱王たちが日夜、日本の産業を担う石炭について話し合いを行っていました。

    ここがツボ!

    明治初期から始まった石炭鉱業に強い関心を持っていた福岡県は、石炭鉱業の推進を図り明治18年、県内各郡別に石炭鉱業組合を結成させます。この地域では、旧筑前国から遠賀・鞍手・嘉麻・穂波が、旧豊前国から田川が参加し、五郡石炭業組合が結成され明治26年、筑豊石炭鉱業組合に改称しました。組合は、最古の歴史を持つ同業組合であり、「採炭技術の改良」と「石炭の販売、運搬、坑夫等に関し共同の利益を保護する」ことを大きな目的とし、その活動本部を石炭積出港であった若松に置きました。
    組合は、大正6年に筑豊鉱山学校を設立し技術者の養成を行う等の事業の決定はもちろん、炭価維持のための話し合いなど多くの石炭に関する事項が石炭記念館本館(旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所)の2階で決議され、石炭鉱業と地域の発展のために大きな影響を与えました。
    会議所は木造2階建て、瓦葺の洋風建築で、長瀬兵馬が設計し今の鴻池組が施行しました。
    日本の未来を拓いた石炭鉱業の中心地として直方が存在し、現代に名を残す人たちが日本の未来を決める会議を行っていた会議所は、直方が全国に誇るべき文化財なのです。

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