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    光福寺遺跡

    こうふくじいせき

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市大字下境(光福寺)
    校区
    下境小
    時代
    鎌倉時代
    性格
    集落
    遺構
    土塁
    遺物
    青磁、白磁、土師器等
    現況
    お寺
    その他
    お寺を囲む土塁は見学することができます

    これナニ?

    光福寺には、お寺の周囲を囲むように土塁(土を盛りあげたもの)がめぐっています。これは、かつてこの地に粥田荘の役人が居住していた屋敷があった頃の名残です。この頃、光福寺周辺には市が開かれ、鍛冶職人など多くの職人が住んでいました。土塁は見学可能ですが、見学の際はお寺に一声かけて、迷惑をかけないように見学して下さい。

    ここがツボ!

    光福寺遺跡では、境内の一部と土塁本体の北側を発掘調査しています。調査の結果、土塁本体の下層からは龍泉窯系の青磁や白磁、東播系須恵器が出土していて、おおよそ土塁の形成時期を示すと考えられます。土塁の上層部からは、江戸時代の高取焼等が出土していて、土塁は鎌倉時代から江戸時代の頃まで堆積していたことがわかります。
    発掘調査では、従来文献等から考えられていた土塁の年代と同様の年代を示す遺物が出土しました。このことからも、土塁は、粥田荘の荘屋敷を囲む土塁であった可能性が高まるとともに、直方市に残る貴重な文化財であることが再確認されました。

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