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    クラニー式 トーマスウィリアムス油安全灯

    くらにーしき とーますうぃりあむす あぶらあんぜんとう

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    明治時代
    その他
    石炭記念館本館にて展示中

    これナニ?

    筑豊で最初に安全燈が使用されたのは、明治の中頃です。それまでは、ガス爆発の恐れの大きい明りが使用されてきましたが、安全灯が使用されるようになり、安全性が向上しました。しかし、灯油を利用していることから、ススが付着し明るくなく、ガス爆発の恐れもなくなったわけではありませんでした。

    ここがツボ!

    イギリスで発明された安全灯で、明治元年、長崎県にある高島炭鉱で日本で初めて使用されたのが、このクラニー式安全灯です。江戸時代より行われていた採炭は、狸掘りのような浅い箇所を掘削していたたため、通気性(ガス爆発)の影響はあまりなく、ろうそくや燈明皿に裸火を灯し、明りとして使用されていました。しかし、明治期に入り、深いところで採炭するようになると、裸火では明りも消えやすく、ガス爆発も起こしやすいのが難点でした。
    安全灯を使用するようになってからは、その危険性は多少減少しましたが、まだ発展途上にあるこの安全灯は、ガス爆発を頻繁に起こしていたようです。

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