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    防爆ストロボ

    ぼうばくすとろぼ

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    大正時代
    その他
    石炭記念館本館にて展示中

    これナニ?

    今に伝わる多くの炭坑写真ですが、坑内は明りがないと真っ暗で写真は撮影できません。安全灯の明かりだけでは、写真を撮る光は足りず、こうしたライトが使われていました。このストロボは、ガスに引火して爆発しないように考えられた安全なものです。

    ここがツボ!

    明治時代に暗い場所で写真撮影をするには、主に粉末マグネシウムからなる閃光粉を燃やすフラッシュを使う必要がありましたが、引火しやすい炭塵が多く存在する坑内では使用することができないため、明治前期に坑内で撮影された写真はごくわずかであり、山本作兵衛の炭坑絵画などが、当時の坑内の様子を伝える貴重な資料となります。
    昭和初期から、このような電気式のストロボが開発され坑内の写真撮影が可能となりましたが、当時はカメラに防塵ケースもなく、カメラ自体が炭塵で故障することもあったようです。このストロボは、昭和40年につくられたものです。

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