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    貝島炭礦32号

    かいじまたんこう

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    大正時代
    その他
    石炭記念館 館外にて展示中

    これナニ?

    大正14年に、貝島炭鉱(大ノ浦炭鉱)が、運搬のためにドイツから輸入された蒸気機関車です。その後、昭和51年に閉山するまで、52年間も炭鉱と共に走り続けました。

    ここがツボ!

    宮若市東部に展開していた貝島炭鉱は、鞍手郡内では最大の炭鉱でした。各炭鉱にはたいてい線路幅の狭いトロッコによる軌道がありましたが、貝島炭鉱では、それに加えて、国鉄(現JR)と同じ線路幅の専用線全長18.6kmがありました。庄司の採砂場、菅牟田、大之浦、六坑など主要炭坑と国鉄宮田駅を結び、石炭、充填用の土砂、機材や労働者の運搬などに用いられました。大正14年には国産の蒸気機関車も量産されていましたが、貝島炭鉱はドイツ産のコッペル2両を輸入し専用線で使用しました。まるで、外車好きのお金持ちのようですね。貝島専用線では、ほかにアメリカ製のアルコの機関車も用いられました。

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