直方市の文化財

発破機

はっぱき

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基本情報

分野
石炭関係
所在地
福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
校区
直方西小
時代
大正時代
その他
石炭記念館本館にて展示中

これナニ?

炭坑を掘るとき、最初はつるはしなどの道具を使っていましたが、明治16年以降、火薬やダイナマイトが使用されるようになりました。この発破器の先にダイナマイトなどの爆薬がセットされ、ハンドルを押すことにより爆発させていました。

ここがツボ!

筑豊で最初に火薬を使用した開削は、明治16年(1883年)に三菱新入炭鉱の旧竪坑と言われています。その後、明治35年に三菱方城炭鉱でダイナマイトが使用されて以来、一般に普及し、坑内用安全爆薬も開発されました。
爆薬による発破には、爆薬と導火線、それに雷管がセットされて使用されました。火薬類による発破は、炭坑特有の坑内ガスに発破の際の火が引火して、ガス爆発を誘因するので、その取扱いには慎重が期せられ、初期には製造会社が指定する者に、その後は炭鉱の届け出によって都道府県が認可した発破係が取り扱うようになりましたが、実際には先山に任せられることが多かったようです。

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