直方市の文化財

石剣

せっけん

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基本情報

分野
考古資料・遺跡
所在地
福岡県直方市津田町7-20(直方市中央公民館)
校区
感田小
時代
弥生時代 中期
出土遺跡
感田上原遺跡
用途
武器・祭祀具
その他
直方市中央公民館2階郷土資料室で展示中

これナニ?

弥生時代は、青銅や鉄の金属が朝鮮半島から伝わってきた時代です。当時、青銅や鉄は高価であったため、権力者しか持つことができませんでした。そのため、こうした金属器をまねした石剣などが多く作られました。

ここがツボ!

表面を丁寧に磨いた剣です。石の剣は、鉄・銅の剣に比べると、武器としての実用性はなさそうですが、遺体に刺さっていたと考えられる剣先がお墓から見つかる例もあるため、戦いに使われていたことは確実です。他には、刃がない石剣もあるため、祭祀(お祭り)に使われていたものもあります。この石剣の石材は粘板岩で、18㎝の大きなものです。

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