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    高取焼椀(13)

    たかとりやき わん

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    鉄釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    口の直径14.0㎝前後、胴部の一部をひずませる形の沓形茶椀です。釉薬は、高台までかかっています。ところどころ見える黄色の発色が美しく、器形とあいまってきれいさびの世界を感じます。

    ここがツボ!

    口径14.0㎝前後、器高6.45㎝、高台径6.45㎝をはかり、高台畳付にはくぼみがつけられています。底部から丸みを帯びて立ち上がり、胴部はくぼませる箇所と内湾する箇所がみられます。精良な黒味を帯びる胎土がつかわれています。小堀遠州の茶器の影響が感じられる一品です。こうした沓形茶碗は、17世紀初頭の美濃焼で多く生産されており、当時流行した茶器の情報が比較的早い段階で筑前にも入ってきたことを示しています。

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