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    高取焼結文向付

    たかとりやき むすびもんむこうづけ

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    飴釉・藁灰釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    上から見ると扇形をしています。口縁部側面には3箇所のに内側への張り出しを作ります。飴釉と藁灰釉を掛け分けており、釉薬が混ざり合う真ん中付近では、ナマコ色(青色)に発色をしています。形、釉調ともに非常に美しい器です。

    ここがツボ!

    口縁の最大径17.1㎝、器高5.7㎝をはかり、平坦な底部を持つ、型づくりの器です。一口に結文向付と言っても、その平面形は、ひし形、ひょうたん型、扇形など様々なバリエーションのものが存在します。
    結文の皿は、美濃焼で多くつくられた器形で、いわゆる織部様式のひとつです。沓形茶碗と同様、17世紀初頭、当時流行した茶器の情報が比較的早い段階で筑前にも入ってきたことを示しています。この向付は、底部に半環足を3ヵ所貼りつけています。胴部は、わずかに内湾しながら立ち上がり、口唇部は平坦に切っています。内外面ともに胎土目の跡が残っています。

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