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    高取焼椀(10)

    たかとりやき わん

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    土灰釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    口の直径14.0㎝をはかる大きな椀です。口の部分が外側へ若干反り、胴部は丸型です。胴部の下1/3から高台までは露胎(釉薬が掛かっていない)で、露胎の部分が広くなっています。

    ここがツボ!

    椀は、内ヶ磯窯で多く出土する器種の一つで、口径10.0㎝~12.0㎝までの椀の出土量が多いため、大きな椀と思われます。口径が12.0㎝を越えるものは、椀の中では少なく、器形も特殊なものが多くなります。全体的な特徴では、高台は低く、兜巾高台が大部分を占めます。口径14.0㎝、器高9.1㎝、高台径6.6㎝をはかる大型の椀で、高台は外側に踏ん張る形態をしています。胴部は丸く、口縁部は若干外反しています。口縁部は薄く丁寧につくられています。底部はケズリ成形で、胴部にもロクロ目が残っています。

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