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    高取焼皿(9)

    たかとりやき さら

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    食膳具
    釉薬
    藁灰釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    四方向に山形にふくらみを持つもので、下から見ると四角形になるほど変形させています。口の直径14.4㎝前後、高さは一番高いところで4.8㎝をはかります。こうした、口の部分を変形させた皿も、内ヶ磯窯では多く生産していたようです。

    ここがツボ!

    四方から大きく内側に押さえこむタイプのお皿で、底部から大きく外側に開きます。高台から口縁部までは直線的にのびますが、胴部下半には明瞭な段をつくっています。高台から胴部下半にかけては露胎です。底部はケズリ調整が施されていて、高台内面は、兜巾高台になっています。釉薬は、風化が著しく、ところどころ剥落してしまっています。

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