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    高取焼擂鉢(2)

    たかとりやき すりばち

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    釉薬
    飴釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    6条1組のすり目を底から口に向かって施し、上部ではすり目をクロスさせています。口の部分には釉薬を掛け、胴部の下半にはイッチン掛けで釉をかけています。すり鉢のほとんどは焼き締めで、釉薬を掛けるものは少量です。

    ここがツボ!

    すり鉢は内ヶ磯窯から数多く出土する器種の一つで、大部分は焼き締めです。すり目は、基本的に底部から口縁部に向けて直線的に施し、密に施すものは少量です。このすり鉢は口径29.7㎝、器高14.4㎝、高台径11.4㎝をはかり、擂鉢の焼き締めで有名な備前焼の擂鉢に近づけようと努力をしたあとがみられます。すり鉢などの日用雑器は、茶器などの高級品に比べると、胎土に砂粒や礫が多く含まれています。

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