直方市の文化財｜直方市バーチャルミュージアム

高取焼皿(1)

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口の部分が特徴的で、縁を一定間隔でくぼませ、波打ったような形をしています。口の直径12.2㎝、高さ4.0㎝前後の大きさです。焼く際に失敗したのか、形はいびつで、釉薬も風化してぼろぼろになってしまっています。

口縁端部をくぼませ波状に成形する、縁なぶりの皿で、弁の数は22程です。胴部中央には明瞭な段つくります。高台は三日月高台で径は4.5㎝をはかります。内面見込みには、重ね焼の際の痕跡が残っています。