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    ツァイスガス干渉計 

    つぁいすがすかんしょうけい

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    大正時代
    その他
    石炭記念館本館にて展示中

    これナニ?

    炭坑内にはメタンガスや一酸化炭素など危険なガスが発生することがあります。これらのガスは、時には人を死に至らす危険なもので、ガスの量の測定は重要な作業でした。
    このガス干渉計は、ドイツで発明されたガス測定器で、測定器が出現する前は、小鳥や小動物を持ち込み反応を見たりして調べられていました。。

    ここがツボ!

    ドイツのツァイス社が開発したガス検知装置で、昭和初期に輸入されました。光線をプリズムで反射させて干渉の原理により生ずる干渉縞から、空気と僅かに異なるガスの屈折率を精密に計測できる屈折計です。専任係員がこの干渉計を用いてガス測定を行いました。
    高さ41cm、幅20cmと大きなものですが、徐々に改良されて小型化しました。国内に残る数少ないドイツ製のガス検知器として貴重なものです。

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