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    ドレーガー式救命器 1914年製

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    大正時代
    用途
    炭鉱事故
    その他
    石炭記念館本館にて展示中

    これナニ?

    炭坑内の有毒ガス中でも、呼吸ができるよう酸素ボンベを備えた防毒マスクです。炭坑内で爆発事故が起こったとき、救命器を背負った救護隊が突入し、命を救います。ドイツ製の救命器で、炭坑で事故があった際、訓練を受けた隊員がこれを背負って炭坑に入っていきました。この救命器は非常に重たく、これを背負って人命救助を行っていた救助隊の人たちには頭が上がりません。

    ここがツボ!

    筑豊石炭鉱業組合は明治45年(1912)7月、直方会議所に隣接して、救命器の気密検査室を兼ねた長さ約11mの木造の非常用器具練習室を建設します。これがわが国で最初の救護練習模擬坑道ですが、ここで各炭鉱から選抜され隊員を対象に救命器の練習会が開催されました。また組合は日本人にもっとも適合する救命器としてドレーガー式を選定しました。
    明治45年からはじまった非常用器具練習会や、災害発生時に各炭鉱に貸し出すため、組合では毎年救命器を増やしていきます。この救命器は、大正3~6年に購入されたものとみられます。なお、大正5年(1917)10月の組合臨時総会では救命器20組の新規導入が決められ、数年かけて購入されました。

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