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    植木三申踊県指定

    うえきのみさるおどり

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    基本情報

    分野
    民俗文化財
    指定
    県指定文化財
    指定年
    1976年4月24日
    区分(1)
    無形民俗文化財
    所在地
    福岡県直方市大字植木772(日吉神社)
    校区
    植木小
    時代
    江戸時代

    これナニ?

    三申踊は、1000年ほどの歴史があるとも言われる踊りで、日吉神社に奉納されたり、町内の初盆の家で踊られています。素朴な「思案橋」、優美な「本手」、職業等の動作が入る「七手」などいくつかの踊りが組合わさります。男性と女性で衣装が異なる所も、見ていて面白いところです。

    ここがツボ!

    三申踊は、空也上人を始祖とする念仏踊の流れをくむもので、西国を巡業していた植木役者と呼ばれる歌舞伎一座が、念仏踊に新しい要素を加えて広めたといわれています。この踊りは、遠賀川沿い各所に残る盆踊りのルーツのひとつであると考えられています。
    西国を巡業していた植木役者は、正月には植木に戻り、申の日に日吉神社に踊りを奉納したとされています。
    踊には「思案橋」「次郎左」「七手」「本手」があります。それぞれ
    思案橋…男踊りである七手と女踊りである次郎左に分かれる。
    次郎左…女踊りで振りが大きく、ややあらっぽい
    七手…男踊りで、お天気、投網、鍛冶屋など7つの踊りを拍子木の合図で手振りを変える
    本手…五七調でやや長い唄に合わせ優美に踊る
    といった特徴があります。
    踊だけでなく、衣装にも男女で違いが見られ、男性は野郎姿、女性は妻折笠をかぶり顔に手拭いを巻き顔を隠した姿です。
    踊り場には、柄の長さ3m以上、直径3m以上の大傘を必ず立て、囃子と唄い手が傘の下に入ります。

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