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    多賀神社神幸行事県指定

    たがじんじゃじんこうぎょうじ

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    基本情報

    分野
    民俗文化財
    指定
    県指定文化財
    指定年
    1976年4月24日
    区分(1)
    無形民俗文化財
    所在地
    福岡県直方市直方701(多賀神社)
    校区
    直方北小
    時代
    江戸時代
    その他
    4年に1度、10月に開催

    これナニ?

    直方藩四代藩主黒田長清の時代、多賀神社の宮司であった青山敏文が始めたといわれています。平安時代風の衣装をまとい、武器等をもち、百数十本に及ぶ提灯を掲げた行列が約500mにもわたって延びる大変きらびやかなお祭りです。
    2022年に30年ぶりに開催され、大いに盛り上がりました!開催は、5年に1度となり、次回は2027年に開催の予定です。皆様、楽しみにお待ちください!

    ここがツボ!

    黒田直方藩5万石の産土神として栄えた多賀神社で行われる神幸行事は、京都賀茂神社の葵祭をならったものです。直方藩が営繕費を寄進するなど手厚い保護を続け直方藩主在国の際は桟敷を設けて拝観したとされるほどで、藩士が警護も行いました。現在、行列に付き添う氏子たちが裃に笠・刀を差し江戸時代の服装をしているのは、この頃の名残です。多賀神社神幸は、神社の依代(ご神体)が神馬にのり、錦の覆いをかけられ、さらに鞍覆をつけ、その上から鳳凰を差しかけられているのが大きな特徴で、宮司が神輿に乗ることも、他の神幸行事とは異なります。かつての神幸行列は日没後、尾崎の貴船社に向かい、翌日未明に多賀神社に戻るという夜間の儀式でした。近年は、午後に多賀神社から新町の須賀神社の仮殿(旅所)に向かうもので、直方旧城下町のメインストリートや周囲を練り歩き、しばらく仮殿に滞在した後、遠賀川でお汐井をとり、日没後に多賀神社本殿に安置され神幸は終了となります。現在は、5年に1度、10月に開催されています。

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