直方市の文化財｜直方市バーチャルミュージアム

高取焼皿(5)

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口の部分を大きく外側へ反らせ、そこからさらに4箇所を上方へ折り曲げています。上から見ると、四角形に見えるほど大きく折り曲げられていますが、器の作りは丁寧です。

口径13.6㎝、器高4.5㎝、高台径4.5㎝をはかるお皿で、口縁部が鍔状に開きます。口縁部の4ヵ所をつまみ、輪花状に仕上げている、いわゆる縁なぶりと言われるものです。釉薬は高台以外にかけられています。内外面とも釉薬に貫入といわれる細かいヒビが入っていて、きれいな姿をしています。