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    山本作兵衛炭坑記録画(7-8)

    やまもとさくべえ たんこうきろくが

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    昭和時代
    その他
    石炭記念館新館にて展示中

    これナニ?

    2011年(平成23年)、田川市が所有している山本作兵衛の絵画がユネスコ世界記憶遺産に登録されましたが、直方市石炭記念館にも、原画が8枚展示されています。
    山本作兵衛の描く炭坑画は、当時の炭坑夫がどのように石炭を掘っていたか、その状況や生活が非常にわかりやすく描かれている魅力的な作品です。

    ここがツボ!

    山本作兵衛は、明治25年、福岡県嘉麻郡笠松村鶴三緒(現飯塚市)に生まれ、14歳頃から約50年間、炭坑労働に従事しました。
    山本作兵衛が炭坑記録画を描き始めたのは昭和32年頃のことで、自身が炭坑で働いていたこともあり、当時の炭坑夫の働きっぷりが非常にリアルに表現されています。また、採炭の状況だけではなく、採炭の時に使用する道具なども絵と説明文でわかりやすく描かれています。
    山本作兵衛の炭坑画は、ただ単に炭坑画としてではなく、現代では見ることのできない採炭状況を鮮明に残しているという点でも、歴史的に大変貴重な資料です。

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