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    掻落炭化壷

    からくたんかつぼ

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    基本情報

    分野
    美術館関係 陶器
    所在地
    直方谷尾美術館
    校区
    直方南小
    時代
    昭和時代
    作者
    石原祥嗣
    その他
    陶器

    これナニ?

    1943年 福岡県直方市に生まれる。1968年 金沢美術工芸大学彫刻科卒業。1984年 日本工芸会正会員。2005年 西部工芸展日本工芸会賞 西日本陶芸展経済産業大臣賞。 2009年 九州国立博物館特別展出品。九州山口陶磁展 第1位 文部科学大臣賞。2012年 MOA岡田茂吉賞推薦出品。

    ここがツボ!

    石原が窯を開いたばかりの頃、展示場には器が置いてあ りませんでした。代わりにあるのはやきもののオブジェばかり。もともと彫刻を学んでいた石原にとって、自分の作品に 器としての機能を持たせることは考えられませんでした。 しかし、ある現代美術作品との出会いが、彼を器の世界へ いざなうこととなりました。その作品とはフォンタナという作家による、粘土の塊に 穴が開いて噴出しているようなものでした。それは中の世界が外の世界と出会う場面を思わせました。中の形状が外 の形状とつながる場所が、器でいう「口」であると気がついたといいます。造形的に「口」に意味を持たせることができるようにな って以降、彼のやきものの世界は大きく広がることとなり ました。

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