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    高取焼椀(16)

    たかとりやき わん

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    藁灰釉・銅緑釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    藁灰釉を掛けた後に緑色に発色する銅緑釉を部分的にかけた椀で茶器として使用されるものと考えられます。口の直径12.6㎝、高さ8.4㎝で、胴部は丸く作られています。

    ここがツボ!

    椀は、内ヶ磯窯で多く出土する器種の一つで、口径10.0㎝~12.0㎝までの椀の出土量が多いため、一般的なサイズと思われますが、この椀は口径が12.6㎝とやや大きめのつくりです。口径が12.0㎝を越えるものは、椀の中では少なく、器形も特殊なものが多くなります。全体的な特徴では、高台は低く、兜巾高台が大部分を占めます。高台径6.15㎝をはかり、丸みを持つ胴部をもっています。口縁下部にはくびれをつくっており、わずかに外反する口縁をもちます。釉薬には貫入といって細かいヒビが入っていて、それがいい味をだしています。

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