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    高取焼水指(7)

    たかとりやき みずさし

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市古町10-20(アートスペース谷尾)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    鉄釉
    その他
    アートスペース谷尾にて展示中

    これナニ?

    巾着型の水指で、頸部には8条の沈線(くぼませた線)がめぐります。口の直径15.3㎝、高さ21.0㎝をはかります。胴部には、太い彫り込みがみられます。

    ここがツボ!

    発掘調査されたものの中では、全体のプロポーションがわかる貴重な資料で、底部から袋状にふくらみをもち立ち上がります。口縁部は、口縁端部を2.1㎝ほど内側に折り込むことにより、大型の蓋受けをつくりだしています。胴部中ほどを大胆にくぼませたもので、くぼませた部分の上位と下位には横方向に凹線を1条ずつまた、縦方向にも2条1組の彫り込みが数ヵ所みられます。頸部には9条の沈線を施します。沈線の下には、把手が取れた跡が残っています。

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