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    高取焼椀(5)

    たかとりやき わん

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市津田町7-20(直方市中央公民館)
    校区
    上頓野小
    時代
    江戸時代 前期
    出土遺跡
    内ヶ磯窯跡
    用途
    茶道具
    釉薬
    素焼き
    その他
    直方市中央公民館2階郷土資料室で展示中

    これナニ?

    杯に似た形をした、高台が非常に高い碗です。口の直径9.85㎝、高さ7.5㎝ですが、高台が2㎝程あります。釉薬を掛ける前の素焼きの段階で、廃棄されたものと考えられます。

    ここがツボ!

    馬上杯(高台が高く立ち上がった杯)に似た形をしていて、高台は揆高台(三味線のばちのように末広がりをした高台)になっています。この形をした陶器は、内ヶ磯窯跡からあまり出土していません。
    施釉陶器をつくる際は、釉薬を掛ける前に、低い温度でまず素焼きをし、その後釉薬を掛ける方法が一般的です。この椀は、その素焼きの段階で破棄されたと考えられます。

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