直方市の文化財

風の刻

かぜのこく

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基本情報

分野
美術館関係 油彩
所在地
直方谷尾美術館
校区
直方南小
時代
昭和時代
作者
川島のぶ子
その他
油彩・画布

これナニ?

1950年福岡県直方市に生まれる。1975年九州造形短期大学美術科卒業。1977年から2001年にかけて二紀展出品。1981年イタリア・フィレンツェ美術大学留学。1986年~1987年にかけて福岡教育大学にて材料学を学ぶ。1988年~2006年にかけて女流画家協会展に出品。1994年第1回谷尾美術館大賞展優秀賞。1995年第38回安井賞入選。第2回谷尾美術館大賞展特別奨励賞県知事賞。1997年英展優秀賞。2002年二紀会退会。現在女流画家協会会員。日本美術家連盟会員。

ここがツボ!

遠賀川を背景に描かれた、有刺鉄線の絡む巨大な枕木の柵。エネルギー革命により炭鉱の閉山が相次ぎ、石炭運搬のための鉄道路も次々と廃線になりました。炭鉱の歴史が刻まれた枕木は、年月とともに風化し、筑豊の風景からも炭鉱の匂いが失われようとしています。キャンパスを封じ込めた木製の黑い格子が意味するものは何なのか、考えさせられる作品です。

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