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    可燃性ガス自動警報器

    かねんせいがす じどうけいほうき

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    基本情報

    分野
    石炭関係
    所在地
    福岡県直方市直方692-4(石炭記念館)
    校区
    直方西小
    時代
    昭和時代
    その他
    石炭記念館本館にて展示中

    これナニ?

    石炭を掘ると、メタンガスなど爆発する悪いガスが発生します。それを知らずに火薬などを使うと、爆発事故が起こってしまいます。そのため、坑内では、こうしたガスの警報器は、命を守る大切なものでした。

    ここがツボ!

    坑内ガス爆発は、メタンガスが原因となることが多くあります。嘉麻市の三井山野炭鉱では、昭和40年、237人の犠牲者を出す爆発事故が発生しました。それ以前の昭和30年頃からメタンガスの自動警報器の研究が進められていましたが、昭和40年頃から実用化され、各炭鉱の切羽などで用いられるようになりました。この警報器は、接触燃焼式センサを用いたもので、メタンガスをわずかに燃焼させて、その濃度を計測し、一定の濃度を超えると警報装置が作動するもので、携帯用の警報器も併用されました。この警報器は理研製の定置式105型で、貝島炭鉱株式会社より寄贈されたものです。

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