直方市の文化財

早春

そうしゅん

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基本情報

分野
美術館関係 鋳物
所在地
直方谷尾美術館
校区
直方南小
時代
昭和時代
作者
山本利行
その他
鋳物

これナニ?

1934年熊本県鹿本郡(現山鹿市)にて尾形家の四男・利行として生まれ、直方の山本家に養子に出された。山本が17歳の時、鋳造の道を志す。1967年に直方市永満寺に工房を開き、1968年独立。砂鉄を原料とする日本古来の製鉄方法「タタラ技法」を学び、砂鉄の採集や釜ができるまでの工程を研究。その過程で、一度絶えた芦屋釜の復元を1984年に成功した。その後、1992年には製法を確立させた。2002年、山本の鋳造工芸の歩みを記念した展覧会「鋳造工芸・山本 鎣仙(やまもと けいせん)50年の歩み作品展」を直方谷尾美術館で開催。2016年逝去。

ここがツボ!

鎌倉から室町時代にかけて、芦屋鋳物師(あしやいもじ)という職人たちによって生み出された茶の湯釜「芦屋釜」の鋳造が途絶えて400年。現存する芦屋釜は十数点といわれ「幻の釜」ともいわれます。山本利行はこの芦屋釜に魅せられ、その独特の工法を研究し、芦屋釜を現在によみがえらせることに成功しました。「研究しても、し尽くせない。」という彼の芦屋釜の探求は、今もなお続きます。

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