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    上頓野宮ノ前遺跡

    かみとんのみやのまえいせき

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市大字上頓野(上頓野宮ノ前遺跡)
    校区
    上頓野小
    時代
    室町時代~戦国時代
    性格
    集落
    遺構
    掘立柱建物、土坑、溝
    遺物
    青磁、白磁、李朝陶器、瀬戸天目、備前焼等
    現況
    田んぼ
    その他
    遺跡は見学できません

    これナニ?

    戦国時代の大きな集落跡です。遺跡の南西にある雲取山には、「雲取城」というお城があり、麻生氏が城主として在城していました。麻生氏は、周辺の地を治めていたと伝えられており、麻生氏と深い関わりがあると考えられます。

    ここがツボ!

    遺跡は、八幡神社の南側、周囲三方を山に囲まれた谷部に位置し、西側が開けています。標高約100mという立地と合わせ、容易に防衛施設として使用できる環境になっています。調査区は6区に分かれており、3区では梁行3間×桁行5間以上、5.7m×9.7mの大型建物が見つかっています。この建物は周囲に柵を巡らせた領主居館であり、雲取城主が日常居住していたと考えられます。八幡神社の『文政三年続風土記附録書上帳』には、建武2年(1335年)雲取城主の麻生遠長が願主となり正殿を建立したとあります。雲取城は天正15年(1587年)豊臣秀吉の九州平定後、廃城になったとされており、宮ノ前遺跡が終息する年代と一致します。

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