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    空也上人像県指定

    くうやしょうにんぞう

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    基本情報

    分野
    美術工芸品
    指定
    県指定文化財
    指定年
    1962年4月19日
    区分(1)
    有形民俗文化財
    区分(2)
    美術工芸品
    所在地
    福岡県直方市大字植木(空也上人像)
    校区
    植木小
    時代
    室町時代
    その他
    お堂に祀られている為、常時見学できません

    これナニ?

    空也上人とは、踊念仏を始めたと伝えられる平安時代の僧です。安置されている像は、高さ48㎝で、左手がなく、手に持っていたものも失われています。しかし、その他の保存状態は良好で、地元の方々によって代々守り継がれています。

    ここがツボ!

    踊念仏は、多くの人に受け入れられましたが、時代が下るにつれて宗教性はどんどん薄れていきました。一方で、念仏踊として芸能の側面が強くなっていきました。中世の植木には、踊念仏を信仰していた集団がおり、「寺中」と呼ばれる組織を形成していました。この集団が、踊念仏を歌舞伎や傀儡(あやつり人形)として発展させ、植木役者と呼ばれていました。植木役者は、明治時代中期まで西日本一帯を巡業し活躍していたようです。貝原益軒が編纂した「筑前国続風土記」には、「聖人堂付近には30軒の役者が住んでおり、空也上人を祖とする。歌舞伎や傀儡を専業とする」との記述があります。

    もっと知りタイ

    • お堂の中に祀られており、施錠されています
    • 見学の際は、お堂の鍵を開けてもらう必要があります
    • 植木駅から徒歩8分

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