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    建武の板碑県指定

    けんむのいたび

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    指定
    県指定文化財
    指定年
    1958年11月13日
    区分(1)
    有形文化財
    所在地
    福岡県直方市大字上境(建武の板碑)
    校区
    福地小
    時代
    南北朝時代
    その他
    常時見学可能

    これナニ?

    高さ136㎝の大きな板碑です。正面の上部に大きく、胎蔵界大日如来を表す梵字を刻んでいます。大変もろく、風化しやすい砂岩という石が使われているため、雨がしのげる覆屋を作り保存されています。

    ここがツボ!

    正面に刻まれた梵字の下部には、銘文が残っていますが、板碑の表面が風化により剥落しいるため、ほとんど読むことができません。判読できる部分には、建武三年(1336年)丙子十月二日と建立年が刻まれています。板碑のすぐ北側には、須賀神社が存在していますが、かつては、板碑も須賀神社の前身である祇園社の境内地にあったと考えられます。
    板碑建立の経緯については、足利尊氏が九州における戦の戦死者供養のために明窓という禅師にお願いしたという説があります。しかし、近年では粥田荘の時代、祇園社(須賀神社のこと)の宮司が不慮の死をとげ、その死を悼むために建立したのではないかという説も出されています。

    もっと知りタイ

    • 覆い屋に入っており、鉄格子が設置してあります
    • 西鉄バス内ヶ磯線宮浦バス停より徒歩1分

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