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    青磁碗(2)

    せいじ わん

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    基本情報

    分野
    考古資料・遺跡
    所在地
    福岡県直方市津田町7-20(直方市中央公民館)
    校区
    福地小
    時代
    鎌倉時代 前期
    出土遺跡
    惣用遺跡
    用途
    食膳具(副葬品)
    その他
    現在は、展示していません

    これナニ?

    中国の南東部にあった龍泉窯で作られた青磁の茶碗で、口の直径16.3㎝、高さ7.0㎝をはかります。外面には、鎬蓮弁文(ハスの花をデザインした模様)が施されています。

    ここがツボ!

    中世の有力者の墓には、中国製の陶磁器が副葬されることが多くあります。特に有力な権力者の墓にはたくさんの陶磁器が埋納されますが、通常は1点で、葬られた人の生前の愛用品だったのかも知れません。この青磁碗は、その特徴から鎌倉時代前半のものとみられます。

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